物販で鬱病を克服した話

タイトルを見て「どういうことだ?」と思われた方が多いかも知れませんが、私は2年前の今頃は、鬱病真っ只中でした。
原因は異動したばかりの保育園での対人ストレス。コミュニケーションスキルは高い方だと思っていたし、まさか私が…という感じでしたが、鬱は小さなストレスが積み重なると、突然その症状が現れます。
医者からは休んだ方が良いと言われ、病休をとるか悩んでいましたが、年度途中でクラス担任を降りることがイヤで、不眠症でフラフラになりながらも意地で出勤。
でもこれでは体がきっともたない。休んでも嫌な上司が居なくなる訳ではないし、回復してもまた数年後同じようなことになりそうな予感でいっぱい。
ならこの1年はどうにか頑張って、その間に副業の収入を安定させて、1年後に退職しよう。そんな風に考えていました。
「鬱病の影響で本業すら危ういのに、副業なんて始めて大丈夫だったの?」と思われる方が多いかも知れません。
ですが、むしろ私は副業を始めたおかげで鬱を克服することができたので、一体どんなところに効果があったのかお話していきたいと思います。
1. 頭を空っぽにしてできる作業は癒される!
私がしていた物販は、古着や靴などのアパレル品を「採寸▶︎撮影▶︎メルカリやヤフオクに出品▶︎売れたら梱包・発送する…」という非常に地味で単調な作業をするのですが、これらを行う時、何か小難しいことを考えたり、時間をかけて悩んだりすることはほとんどありません。

ただただ 無心で 作業します(笑)
ストレスの発散方法は、人によって異なると思いますが、運動したり歌ったりと体を動かして発散することもあれば、その反対で静かな作業をすることでリラックスでき、それがストレス解消になることもありますよね。
私は料理を作っている時間、コーヒーを豆からひいてじっくり入れている時間、裁縫している時間…こういう時間に癒されるタイプでした。

こういうタイプの方は、物販はとてもおすすめです。無心で自分のペースで、ただ目の前の商品の撮影に向き合う。綺麗に撮れると嬉しいし、それが一覧で並んだ時の出品画面を見るのもまた楽しいのです♩
「本業が終わってから在宅で物販なんて疲れそう…」と思われがちですが、私の場合はその作業が癒しにもなったので「はやく帰りたい」「はやく土日にならないかなー(土日は1日平気で作業してました)」と早足で帰宅していたのを思い出します。

2. ポジティブな人と関わると自分もポジティブに

私の場合は物販を始める時、2週間くらい自分で店舗仕入れをしましたが「あ、これは自分には継続は無理だな」と判断して物販スクールに入り、もっと初心者に優しいノウハウからスタートしたので、当然日々関わる人がいました。(基本はオンラインなのでLINEやZoomですが)
生徒同士の横の繋がりもありますが、日々質問などに答えてくれるサポートスタッフ、コンサルをしてくださる担当講師、全体の講義をしてくださる講師との、縦のつながりも勿論あります。
このサポートスタッフや講師というのが、基本的にみなさんとんでもなくポジティブ思考!
馬鹿みたいにハイテンションとかそういう訳ではなく、落ち着いているのですが、悩みにぶち当たった時の気持ちの切り替え方であったり、行動基準が当時の私にはとても新鮮でした。
鬱病は気持ちの浮き沈みが激しく、特に沈んでいる時は「どうせ私なんて…」というネガティブな思考にいってしまいがちなのですが、1週間の中で誰かしらと話をしたり、過去の講義の録画を毎日視聴していると、ネガティブな思考にいくことが随分と減りました。
仮にネガティブになってしまう時も「あの人ならこんな風に考えるだろうな」「この間あの人があんなこと言ってたな」と思えるので、着実に思考がポジティブ寄りになっていきました。
3. 似たような境遇の人がいる安心感
物販をはじめたきっかけが鬱病や対人恐怖症だった…なんて人は、スクール内でも多かったので、同じような境遇の方が頑張っていたり、それこそ理想の暮らしを叶えている人の話を実際に見聞きしていると、「私もきっと来年は…!」と期待が持てました。

「人間関係が苦手で、大学生の時に物販をバイト替わりにはじめたら、就職よりも物販だけで生きていけるな…と確信できて今にいたります!」
「対人恐怖症だから会社ではとても働けない…と思って内定も蹴り、物販だけで生きることにしました。今では月40万安定です♩」
こういったエピソードを、自分よりも年下の20代の方々、はたまた親世代の方から聞けた時は驚きでした。
このような環境で物販に1年取り組んでいたら、いつの間にか鬱の症状は改善し、通院も薬も不要な体になっていました。

無事に脱サラし、ベビーシッターと物販の
2足のわらじで自由気ままな生活を送っています♩
私に問い合わせてくださる方の中には、鬱病で病休中の方も多いので、今回は「鬱病を物販で克服した話」について書かせていただきました。
タイトルを見た時に「そんなことある!?」と思われた方も、ここまでお読みいただいたら、少し納得していただけたでしょうか?
どなたかの励みになっていましたら幸いです。
今回の話を読んで「鬱病だけど自分にもできるかな?」「物販ちょっとやってみようかな」と思われた方は、公式LINEから気軽にご相談くださいね♩
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